岡崎市で庭作り 前庭完了

 

岡崎市の庭作り　植栽、前庭完了編です。

 

今回の植栽はヤマモミジ、ツリバナ、ハイノキ、ソヨゴ、ヤマボウシ、

ジュンベリー、アオダモ、カクレミノ、アセビ、約20種類の下草を前庭の限られたスペースに

入れました。

 

今回は植栽スぺースが特に限られており建物が近かった為、

将来枝が伸びても当たらないように配慮しながら植えていきました。

 

樹木、下草を入れることで雰囲気もガラッと変わりました。

植物が持つ美しさは人間の心を癒してくれます。

 

夜になりライトが点くと昼間とは違った表情が楽しめます。

 

石積み、敷石、階段石、植栽、とても濃い内容の現場でした。

拘りがあり、とても心の広いお施主様のお陰でいい庭を作る事が出来ました。

本当にありがとうございました。

 

長く続いたこの現場もこれで一旦完了です。

将来裏庭も作らせて頂く予定です。

 

健人

岡崎市で庭作り アプローチ、階段、門柱 編

岡崎市の庭作りの続きです。

今回はアプローチ、階段、門柱編です。

施工は去年の11月後半に行いました。

 

写真奥の階段石から据えていきました。

土、砕石で下地を作り、バサきめていきました。

石積みではかなり苦戦しましたが、階段石はおもしろいほどスムーズ

進んで行きました。

 

正面の階段は予定していた配置を少し変更しました。

最初は大判の階段石を玄関扉の真に据える予定でしたが、

玄関アプローチも一段とし、それに合わせて順に少しずらして据えていきました。

少しの事でしたがそれによって足運び、見た目共に良くなりました。

この予定の変更はお施主様のアイディアでもありました。

図面や予定通りに施工を勧めるのも大切ですが、お施主様の声、他の職人さんの声、

現場の状況や環境にいろいろな所により良い庭にするヒントが隠されていると思います。

奥の階段、正面の階段共に歩きやすいと気にいって頂けました。

 

門柱も据える位置、ライト、インターホン、表札の位置を念入りに打ち合わせしました。

規格の石をサンダー、ノミで加工しライト、インターホンの線を中に通しました。

写真はありませんがライトもいい感じについています。

 

平板のアプローチは目地以外は僕一人で施工しました。

下地ベースが打ってあったので仕上がりの通り、高さを出しすぐに石を張りだしました。

石は規格寸法の物でしたがプラス・マイナス５ミリほどあり、目地を綺麗に通すことに苦戦し

一度張った石を外したり、ずらしたりして目地を通しました。

 綺麗に仕上げることができましたが、施工前に石を選んだり、張る順番を予め決めておいた方がスムーズに出来たかもしれません。

施工前の準備、段取りに時間を掛けた方がいい場合もあることがよくわかりました。

アプローチ、階段、門柱どれもお施主様に気にいって頂けました。

石積みもそうですが妥協なく施工した甲斐がありました。

ありがとうございました。

 

植栽編はまたアップします。

 

健人

岡崎市で庭作り 石積み編

 

前回の更新からかなり時間が空いてしまいました。

気がつけば2014年になってしまいました。

相変わらず刺激的な日々を送っています。

 

去年の10月、11月のことですが岡崎市で庭作りをしました。

今回は石積み編です。

 

鈴木庭苑での石積みの仕事は今回が初めてでした。

工事が始まる前は8割が楽しみで2割が不安でしたが、

工事が始まると・・・10割が大変でした。

 

今回の石積みは幡豆石で長さ5.5メートル高さ1.5メートルの両面積みです。

建物も石積みも大きいので石自体も大きめの石を選んできました。

僕の一日の目標は角石を4つ据えることとコンクリートを入れることでしたが

石を割ることで精いっぱいでした。

 

毎日朝から晩まで石を割っていましたが上手く割れなっかったり、

あと少しのところで割らなくていい部分まで割ってしまったり気が狂いそうでした。

1日があっという間に過ぎてしまい焦りだけが加速していました。

 

 

 

石が積まれていくにつれて一石一石を持ち上げること大変でした。

手も足もプルプルしてそのまま倒れそうでしたが気持ちで積んで行きました。

 

予定より工期が延びてしまいましたが石はこの先何年もその場所に

居続ける（在り続ける）ので妥協なく、根気よく作業を進めて行きました。

 

 

約２ヵ月に及ぶ石積み工事は苦難の連続でした。

自分の技術、知識、力の無さに恥ずかしく逃げ出したい気持ちにもなりました。

鈴木さんがよく言う石積みはしんどいと言うことが少しわかりました。

 

でも大変の中にも石を上手く割れるようになったり（少しだけですが・・・）積まれいく達成感や

完了した時の達成感は本当に妥協しないでやった甲斐があったなぁと思いました。

何よりお施主様からの励まし、お褒めの言葉が嬉しく仕事の原動力になりました。

ありがとうございました。

 

上記で書いた苦難や大変さ、石が積まれていく嬉しさ、完了した時の達成感は

メインで石を積む鈴木さんは僕の何倍もあると思います。

僕も早くそのレベルになれるようにまず１日の目標を確実達成できるようになって

一人でも石積みをやらせてもらえる職人になりたいです。

日々精進。

 

 

健人

「桃源の家」の庭 秋

 

10月に夏に庭作りさせて頂いた豊田市の「桃源の家」に行ってきました。

樹木、下草、芝の様子を見に行きつつ、写真を撮って来ました。

 

芝がしっかり根付いて青々としていて裏の山とリンクさせたマウントも馴染んでいました。

樹木、下草も順調に育っていました。

写真はありませんが北庭のモミジ、ハウチワも10月の時点で少し紅葉していました。

 周りに見える山はスギ、ヒノキばかりなので庭に植えた樹木や下草で紅葉や四季の花を

楽しんで頂ければうれしいです。

 

 

 

気がつけば12月になり本格的な冬に突入です。

山では雪が積もり厳しい冬だと思いますが、雪景色の桃源の家も別の良さがありそうです。

厳しい冬が終わり来年の春にはH君が芝を駈けまわっていることが楽しみです。

 

健人

岡崎市で庭作り 沓脱石編

 

今岡崎市で庭作りをしています。

少し前のことですが沓脱石を設置しました。 

 沓脱石と言っても形の整っているものではなく、

既存の庭石を沓脱石として使う事が条件でした。

 

 

ユンボで石を転がして沓脱石になりそうな物を選びました。

中にはユンボでは上がらない石や加工の必要なもありました。

全部で４つ据えましたが大小のバランスもうまくとれました。（写真はありませんが・・・）

 

今この現場の前庭で石積みをしています。

また写真アップします。

 

健人

 

 

 

 

 

　

石工事のお手伝い

 

岐阜県大垣市で先輩庭師の梅村さんの石工事の手伝いをしました。

梅村さんは僕を可愛がってくれる先輩の1人で、

以前から鈴木庭苑に手伝いに来てくれたり、僕を手伝いに呼んでくれたりします。

 

この日は梅村さんの優しい指導を受けながら石積みをしました。

 

 

梅村さんが選んだ石を割り、チェックしてもらいます。

 「あと少しだねぇ。」と一切の妥協の無い梅村さん。 

 その気持ちに応える為、また石を割ります。

 

 時間の経過がやけに早く感じました。

 

 

苦戦しながらも着々と進んでいきました。

梅村さんの仕事に対しての想いや取り組む姿勢とても勉強になりました。

 ありがとうございました。

 完成の報告待ってます。

 

 鈴木さんは中庭の半卵型の石の造形物を造っていました。

僕が初めて現場に入った日にはほぼ出来上がっていました。

 

 完成した造形物です。

魅力的な形で半卵にもオウムにも見えます。

 自然の物を使い造形物を造ることは簡単な事ではないと思いますが

鉄やアルミにはない魅力、美しさがあると僕は思います。

 

お施主様がガーデンデザイナーなので遊び心が満載です。 

 梅村さんがやっている石積みもアールになっており神棚、水鉢とギミックもきいています。

建物もすごいです。（文字では伝えにくですがすごいんです。）

 

このような現場に携われたことはとても良い経験になりました。

 

ありがとうございました。

 

健人

２０１３秋の庭園管理 お寺

西尾市でお彼岸前の庭園管理をしました。

西尾市は愛知の小京都と呼ばれていてお寺も多く雰囲気のある街です。

そのお寺の一つの唯法寺で松の剪定を中心とした庭園管理をやりました。

３８０年余りの歴史があり、様々な行事もあるので色々な人がこの場所を訪れます。

その様なお寺で庭園管理をやらせて頂くことは良い経験で自分にとってプラスになることが

多いと思います。

 

先輩庭師の高橋さん、小笠原さんに応援に来てもらい４人で松の剪定をやりました。

高さ、幅もある松なので簡単にはやれません。

また色々な人がこの場所を訪れるのでその事も踏まえて丁寧な剪定をしなくてはなりません。

鈴木さん、高橋さん、小笠原さんのアドバイスを受けながら剪定をしていきました。

 2日間掛けて松、マキの剪定、茶庭、中庭のそうじ、苔の移植、消毒を行いました。

ありがとうございました。

 

健人